March42010
"まだアメリカ独立戦争が始まってなかった1772年、ベンジャミン・フランクリン(危険な雷実験を敢行し避雷針を発明、サマータイムなどを発明したが、特許は取得せず、利益をいきなり社会に還元した)が、イギリスの友人である化学者ジョセフ・プリーストリ(酸素の発見者、消しゴムや炭酸水の発明者でもある)に手紙を書き送り、そのなかで勧めた「心の代数」(Moral Algebra)、といってもピンと来ないかもしれない。
だが、以下の説明を見れば、おそらく聞いたことがあるか見たことがあるではないだろうか? 中には既に使っている人もいるに違いない。
1.まず紙の真中に縦の線を一本引こう。準備はこれだけである
2.そして、いま決定したい事項について、賛成する理由を線の左側に、反対する理由を線の右側に、それぞれ書いていく。
フランクリンは、この作業に時間をかけるよう勧めている。「数日に渡り,折に触れては、賛成の側、反対の側それぞれに、理由を追加していくようにと。
3.一通り出尽くしたところで、今度は個々の(賛成・反対)理由について、重要度(重み)をつけていく。そして(ここが「心の代数」という由縁だが)、ひとつの賛成理由とひとつの反対理由を、場合によってはひとつの理由と複数の理由を(同じ重みのプラス、マイナスが異なるものとして)相殺していくのである。
4.やがて(数日後)どちらの側にも変化がなくなったところで、残された項目によって、賛成か反対か(たとえばある計画を実行するか否か)について決定を下すことができる。"
— フランクリンが友人に教えた線1本で作る意思決定ツール 読書猿Classic: between / beyond readers (via ginzuna) (via etecoo) (via kml) (via tybx) (via uessai-text)